健康情報
2020.07.14新型コロナ対策法について
東京では連日200人を超える感染者数で猛威を振るう新型コロナウイルス。第2波到来と言われ、まだまだ予断を許さない状況ですが、みなさんはどのような対策をなさっていますか?今回は現在の最新情報をもとに、もう一度コロナ対策の基本について再確認していきたいと思います。
1.こまめな手洗い・うがいを徹底しましょう
手洗い・うがいは感染症対策の基本になります。手洗いの方法は厚生労働省から動画がでておりますのでそちらで確認してください。(https://youtu.be/Eph4Jmz244A) また、手洗いは2回洗いが最も効果的です。ウイルスがついた場所はどこにあるかみんなわかりません。人間は1時間あたり23回も顔(特に粘膜付近が多い)を触るということが研究結果からわかっています。しかも無意識なことが多いため、防ぐためには手をキレイな状態にしておくことが必須と言えます。
2.マスクを着用しましょう
マスクは他人にうつさないための手段の1つです。最近では軽症や無症状例の患者が多く確認されており、自分が感染しているということが自覚できないパターンも存在します。WHOのバンケルコフ氏は、「症状がある感染者だけでなく、無症状の感染者もほかの人にウイルスを感染させる力を持っている。感染した人のおよそ40%は、無症状の感染者からうつされていたとするいくつかの研究がある」と述べています。
また、咳エチケットも守るべき新たなルールだと考えられます。現在の最新研究では新型コロナウイルスは空気感染の可能性があるといわれています。飛沫感染よりも感染しやすい感染経路なので咳エチケットは最低限のマナーになっていくのではないでしょうか。
3.密を避けましょう
上記に関連することですが、人口密集が起これば起こるほどクラスター(集団感染)は発生します。空気感染の可能性がある限り、人の集まる場所はまだまだ避けたほうがいいでしょう。むしろ「集まらない、集まらせない」が一番大切です。新型コロナウイルスは呼吸器感染症ですから、会話や呼吸だけでも感染するリスクがあります。換気をすることも空気中のウイルス濃度を減らすことができるので有効な手段と言えます。クラスターが発生してしまってからでは取り返しがつかないということに注意しましょう。
コロナ対策の基本的な対策法について紹介してまいりましたがいかがでしょうか。今月には「Go To Travelキャンペーン」が始まる予定で、人の移動が多くなる可能性があります。つまり感染しやすくなる、リスクがあがるということになります。ワクチンもできていない現状ですが、しっかりと対策をとって新型コロナの収束に向かえるよう頑張りましょう。